はが建築社 社長の登山ブログ

はが建築社社長のトレッキングブログ(第2回目)

◇埼玉県 「正丸峠」~「妻坂峠」

日曜日に飯能から秩父盆地に向かって"峠"を越えた。お天気は上々だ。正丸山 の山麓のレンゲツツジも今が見頃だ。

新緑がスバラシイ!山道の路傍や麓の山村には自生の山フキ(蕗)とワラビ(蕨)が豊富だ。この峠は「旧正丸峠」で古道である。最近"峠"に興味を持ってしまって、峠越えの登山をしている。関東100名山を殆ど登り切ったのだが、名のある山と山の間には"峠"があるのは知っていても、なぜ峠に名前が付いたのかに気づいたのが60歳過ぎた爺になってからとは恥ずかしい。"峠"とは高い山を越えて隣の國(例えば甲州から武州、武州から信州)や村へ行くのに一番低いところ。昔の旅人はここを通った。

この山の「旧」の付かない峠は車道である。車での峠越えは数十分。
また、国道299号はトンネルである。車で通れば数分の所、驚く無かれ昔の人は、草鞋を履いて数時間掛けて越えたのだから、そこに興味を持ってしまった。
山裾の集落から南に登り返して、クサリ場・岩山の「伊豆ヶ岳」へ。一旦下山すると「山伏峠」。ここが名栗・八王子方面から秩父へ通じる峠である。更に登り返して2時間くらい登ると、展望の素晴らしい「武川岳(標高1,052m)」。この山と「武甲山(標高1,295m)」の間の峠が「妻坂峠」で青梅・名栗から秩父への急坂でキツイが近道である。
ここから下山して一廻りが歩程6時間・歩数24,000歩。
"峠"に歴史有り。次回からは後々『あゝ野麦峠』やNHK大河ドラマ『風林火山』にまつわる峠について考察してみます。

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